「あなたの見る夢はカラーですか?白黒ですか?」
以前そう聞かれたときは答えることができなかった。わからなかったのだ。カラーのような気はするがそもそも夢に色なんてあっただろうか?
だが先日、ついにその答えを見つけた。
私の見る夢はカラーだったのだ!
夢の舞台はどこかの空港。これから飛行機に乗り帰るという場面。搭乗締め切りまであと数分というときにお土産を買ってないことに気づき、慌てて売店探しに走っていくというものだった(非常に疲れる夢だった笑)
その時ばったり友人と出くわしてしまい、時間ないのに...と思いながら久しぶりの再会を楽しもうとした次の瞬間、夢の中の私は違和感を覚えた。
「◯◯ちゃんの肌が灰色になってる?!」
出会った時と今とでは明らかに友人の色が違う。顔も髪も服装も、全てがモノトーンに見えた。
驚いたところで友人の登場シーンは終わり、その後また空港内を猛ダッシュしていくのだが、その時は確かに壁も床も現実世界となんら違和感ないように見えた。たどり着いたお土産売り場の商品もそうで、その1つについて
「カラフルで可愛い。あれにしよう!」
と思った記憶がある。私はカラーで夢を見ていた。間違いない!
なぜ友人だけ灰色に見えたのかは謎だが、これで長年の疑問が解けた。ああ、嬉しい。
ちなみに夢の結末だが、商品を手に取った時は締切まであと6分で、支払いをしていたらもう間に合わないという状態。キャッシュレスだとしても時間が足りない。断念して戻るか、と悩んだ末出した答えは
「釣りはいらない!」
と叫んでお札を放り投げることだった。
我ながらなんと潔い(笑)
飛行機に乗る時は、お土産の買い忘れと時間管理に気をつけましょう。