かぼちゃぜんざいを作っている。
本当は昨日の冬至で食べるはずだったが、色々あって1日遅れてしまった。
私としたことがなんという失敗...。
私にとって冬至は、とても楽しみなスペシャルイベントだ。なぜなら、「年に1度のおしるこを食べないといけない日」だからである。
「食べないといけないわけじゃないでしょ笑」
と言われることもある。たしかにそうだ。冬至の過ごし方は他にもある。
だが、小豆を愛してやまない(中でもおしるこ、ぜんざいが1番好き)な私にとって、年に1度、おしるこを食べることが文化として推奨されているこの日はまさに最高の1日なのだ。
学校にいる時も、仕事をしている時も、いつの時代も
「帰ったらおしるこ!今日はおしるこ!」
とワクワクしながら過ごしていた。
自分で作るようになった今は、あまりのおいしさに味見が止まらず、危うく食べる分が無くなりそうになる。
そのくらい、そのくらい、大好きなおしるこ。
小学生のときから、毎年冬至の度に思っていることがある。
「おしるこを発明した人にお礼を言いたい」
冬至の度にというより、おしるこを食べる度にと言う方が正しいか。とにかく、あったかくて、甘くて、こんなに美味しいものをこの世に生み出してくれた素晴らしい人に、ぜひ感謝を伝えたいと、思わずにはいられないのだ。
今年もやはり同じことを思いながら、大好きなかぼちゃ白玉団子入りのおしるこをいただこうと思う。