日本人の多くが知っている人形劇番組。主人公は恐竜の女の子、がんこちゃん。体はピンク色で、頭には黄色いリボン、おめめはまんまるでつぶらな瞳。名前こそインパクトあるものの、見た目はとても可愛らしいキャラクター。
このがんこちゃんのテーマ曲には、とても有名なフレーズがある。
「めげない、しょげない、泣いちゃだめ」
今まで何とも思わなかった歌詞から衝撃を受けるという経験を、私は今日初めてした。
この3つこそ、私に必要なこと。
今夜はちょっと嫌なことがあり、私はまさにめげて、しょげて、泣いていた。
気づかれないようにしてたつもりだったのに、結局周りの人から優しい言葉をかけてもらって余計に涙、涙、また涙。
いい歳して、いつまでこうなんだと自分を責め始めた瞬間に浮かんできたのが、この歌詞だった。
めげない、しょげない、泣いちゃだめ。
すごい、と思った。
彼女は私が悔やんでいること全部をしないように努力している。私に必要なことをこんなに分かりやすく伝えてくれている。
素晴らしい。素晴らしいよ、がんこちゃん。
いきなり全てを変えることはできないと思う。
それでも、この言葉を心に刻みたい、まずはそこから始めようと思った。
めげない、しょげない、泣いちゃだめ。
来年の目標、決まったな。